自家焙煎を始めて5年ほどになります。
今でこそ安定して焙煎できるようになってきましたが、始めた頃は失敗の連続でした。
ベイクドになったり、豆を焦がしてしまったり、焙煎しすぎて風味を落としてしまったり…。
今回は、これから自家焙煎を始める方の参考になればと思い、私が経験した失敗を3つ紹介します。
失敗① ベイクドになってしまった

一度ただただ苦いコーヒーになってしまったことがあります。
一口飲んだ瞬間に苦味がきて、後味までずっと苦い。
いつも焙煎している生豆だったので「なんでこんな味になるんだろう?」と思いました。
後から振り返ると、ベイクドと呼ばれる状態になっていたのだと思います。
コーヒーらしい香りや酸味が消えてしまい、平坦で苦い味になっていました。
初めて使う焙煎機だったので熱の入り方が分からず、一気に熱が入ってしまったことが原因だったのだと思います。
せっかくの生豆が…。
と落ち込みましたが、とても勉強になった失敗でした。
今は温度の上がり方を急激にしすぎず、焙煎中の香りや色の変化を見ながら進めるようにしています。
失敗② 手網焙煎で部分的に焦がしてしまった
焙煎を始めた頃は手網焙煎をしていました。
手網焙煎は楽しい反面、どうしても熱の当たり方にムラが出ます。
そのため部分的に焦げてしまうことがありました。
見た目はあまり良くありません。
ただ、不思議と味はそこまで悪くなかったんです。
火力を気にしながら手を動かし続けるのは少し汗をかきますが
手網で焙煎する分、豆の様子がよく見れて焙煎の経験を得るにはよかったです。
自分で一生懸命焙煎した豆なので愛着もあり、そのまま美味しく飲んでいました。
手網焙煎は失敗しやすい反面、豆の変化がよく分かります。
今振り返ると、焙煎の基本を学べた大切な経験でした。
失敗③ 焙煎しすぎて飲み切れなかった

焙煎が楽しくなってくると、つい大量に焙煎してしまいます。
私も夢中になって焙煎していた時期がありました。
しかしコーヒー豆は空気や光の影響を受けます。
当時は普通の瓶に入れて保管していたこともあり、飲み切る頃には風味が落ちてしまっていました。
最後の方になると「最初の頃の方が美味しかったな」と感じることもありました。
今では必要な分だけ焙煎し、保管方法にも気を付けています。
必要な分だけ焙煎して新鮮なうちに飲む。
考えてみると、これはとても贅沢なことかもしれません。
自家焙煎を始めてから、そんなコーヒー時間を楽しめるようになりました。
失敗して分かったこと
焙煎を始めた頃は、
- ベイクドになった
- 部分的に焦がした
- 焙煎しすぎて酸化させた
など、いろいろな失敗を経験しました。
焙煎は温度だけでなく、豆の水分を抜くペースも大切です。
時間をかけすぎても良くありませんし、急激に熱を入れすぎても失敗します。
そのバランスがとても難しく、今でも毎回勉強です。

自分なりに試行錯誤してきた結果、
「狙った温度まで適切なペースで熱を入れること」
が美味しいコーヒーにつながると感じています。
自家焙煎を始めた頃は失敗ばかりでした。
焙煎データを日々残していますが、失敗したからこそ豆の変化や焙煎の面白さが分かるようになったと思います。
でも、その失敗があったからこそ、今では少しずつ狙った味に近づけるようになりました。
自家焙煎は思い通りにいかないことも多いですが、失敗するからこそ豆の変化や焙煎の面白さを知ることができます。
これから始める方も、最初から完璧に焼こうと思わなくて大丈夫です。
私もたくさん失敗しましたが、その経験が今につながっています。
ぜひ失敗を恐れず、自家焙煎を楽しんでみてください。



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